ガレ展
六本木サントリー美術館にて開催中の
【 ガレとジャポニズム展 】に行ってまいりました。
こういう展示にありがちな、
「“ガレ展”とか言っておいて、ガレが1枚だけやんけー!」
みたいなノリではなく、本当にガレづくし。
展示予報するとしたら、
「今日は1日ガレ、所により日本製。 時々びっくらこく有名人でしょう」
てな感じです。
では、以下からサラっと感想です。
ガレのガラスは、初期~中期の余白が綺麗で透明感があるものが好きです。
後半の方は、器というより彫刻作品に近いですよね。
ちょいと濁っているイメージあって、うーーん?となります。
色はもちろん、あれもこれもと詰め込んでゴテゴテしすぎてて、作品としてスッキリしてない印象がある。
だから、正直そんなに後半の作品は好きじゃないのだけど、そうした後期作品群のイメージスケッチが予想を裏切って物凄く綺麗で、生き生きと澄んでいて、ちょいと驚きました。
今展示は、スケッチがとても良いですよ。
作品として1つの形体にまとめられる前の広い景色が見れます。
ガレのスケッチが素晴らしいこととか、イメージ画の自由さが胸キュンとか、デッサンしなきゃ!(私的反省)とか。
あと、「俺、こんなん思いついちゃったよー。楽しー。とまらーん。コレもしてやれ、アレもしてやれーーー!!」みたいな、「ガレさんノリノリだったんだね」といった作品とかが楽しい展示でした。
が、1つ気になることが。
「私は1人である。1人になりたい。」
(“悲しみの壷”シリーズの1つに書いてあった副題うろ覚え)
どうしたーーーー?!
その時、君に何があった?!(笑)
こんな感じの「ガレさん、それ、ちょっと恥ずかしい」言葉シリーズがおもろかったです。
以下、ひょっこり出できてビックリしたよ有名人たち。
葛飾北斎 『 北斎画譜 』
→ 北斎は上手すぎる
本阿弥光悦・俵屋宗達「 蔦下絵新古今集和歌色紙 」
→ 豪華すぎる夢のコラボレーション。ばびった。
宮川香山 「 色絵蟹高浮彫水鉢 」
「 浮彫蓮子白鷺翡翠文花 」
→ 壷から飛び出てジャジャジャジャーン
野々村仁清 「 貝形香炉 」
→ 貴方までっ。
本阿弥光悦と俵屋宗達のコラボ掛け軸には、心底真剣におどろき、
「え?!すごっ…すっっごい!!すっごーー!!」
と、一緒に行った美術系友達と盛り上がってしまったのでした。
字を光悦、絵を宗達が描いてるなんて、何という贅沢な掛け軸でしょう。
以上、ガレ展感想でした。
よろしければ、ぜひ足をお運びくださいな。
(しかし、サントリー美術館は人が少なくて、広々見やすくて、実に良い美術館です。
隈研吾 あっぱれ。
土曜日の午後に人が少ないというのが良いのかどうかは、また別のお話しですが)
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